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「隠れかっぱの湯」を撤去
新青森〜東京を3時間10分
平成23年3月5日土曜日


 JR東日本は5日、東北新幹線に新型新幹線E5系「はやぶさ」を投入する。「はやぶさ」は、新青森東京間を一日2往復し、同区間を最短3時間5分で結ぶ。(久保田圭祐)
 
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 E5系新幹線「はやぶさ」は、5日から国内最速300km/hで営業運転し、2012年度末までには国内では単独最速の320km/hまで引き上げて運行する。これほどまでに高速化を実現したのは15メートルにも及ぶロングノーズの存在だ。このロングノーズにより空気抵抗を減らし高速化を実現したほか、通称“トンネル・ドン”といわれる、トンネル出口で発せられる音を抑制した。
 また、日本初の新幹線ファーストクラス「グランクラス」も「はやぶさ」の魅力だ。わずか18席という座席配置で、高級感あふれる本革シートが目を引く。ゆったりとした座席のほか、アテンダントによる軽食とウェルカムドリンクのサービスなどもウリだ。料金は、普通席より1万円以上高いが、全国でも「はやぶさ」でしか搭載されないだけあって、座席が入手困難にするなど前評判は上々だ。
 
 デビュー当日は、各地で開かれる記念イベントなどで全国に次世代新幹線をアピールする。このうち、新青森駅では午前5時30分から11番ホームで「はやぶさ4号」の出発式を挙行する。式典には、JR東日本のCMでヒロインを務めた岸本麻依さんなどが出発合図をする。また、青森市街でも、新幹線「はやぶさ」の開発担当者と小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーで本県出身の川口淳一郎さんを招いた記念講演会が開かれる。
 
 このほか、東京駅でも6日までの2日間、「はやぶさデビュー記念駅弁大会」を開催する。会場では、全国の人気駅弁や新作駅弁「はやぶさ弁当」のほか、「はやぶさ」のデビューを記念した限定駅弁「E5系はやぶさ運行開始記念弁当」が販売される。会期中は青森のご当地アイドルユニット「りんご娘。」も来場し会場を盛り上げる。



盛岡駅で肩を並べる「はやぶさ」(右)と「はやて」(左)(金欠モデラー日記提供)




5日から発売される新作駅弁「はやぶさ弁当」1800円。(株式会社日本レストランエンタプライズ ニュースリリースより)