日本最大の観光キャンペーン「青森ディスティネーションキャンペーン(DC)」が、23日、開幕した。(工藤佳那子)
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青森DCは、先月11日に発生した東日本大震災の影響で一時は開催が心配されたが、復興支援の色合いを持たせることで、無事予定通りの開幕を迎えた。初日は、オープニングセレモニーが「青森県観光物産館アスパム」で行われた。セレモニーの最初に、震災の犠牲者へ黙とうが捧げられた。次いで三村申吾知事、林光男DC推進委員会会長、赤坂光広新青森駅長らのあいさつが行われ、その中で三村知事は「県民の“おもてなしの心”で青森の素晴らしさ伝えよう。東北は一つ、東北の元気を青森から広げていこう。」と力強く語った。
また、横断幕の除幕も行われ、DCのサブタイトルでもある「がんばろう日本!がんばろう東北!」の掛け声で除幕された。
また会場となったアスパムでは、開館25周年を記念した「あおもり元気まつり」が開催されている。期間は4/23(土)〜5/8(日)。館内各店舗による「お楽しみ企画」のほか、青森DCの特別企画として「あおもり観光パネル展」やパノラマ映画有料観覧者に先着でヒバオイルがプレゼントされる「サンキュープレゼント」などが行われ、DCを盛り上げる。
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(写真) 「がんばろう東北!」の掛け声をかける三村知事(中央)ら |