あおもり話題チャンネルについて 芸術・文化 レジャー・エンタメ 自然 買いモノ タイムリー
 
平成23年10月3日月曜日

  青森県は28日までに、国の指針に基づくコメの放射性物質検査の市町村別の結果を公開した。結果によると、本県で生産されたコメのすべて安全性が確認され、出荷自粛を解除した。
 政府は今年3月に発生した福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故を受けて、玄米を調査し、暫定基準値である1kgあたり500ベクレル以下であることを確認できなければ、出荷自粛するよう指針を設けている。
 青森県による検査の結果、検査対象項目である「放射性ヨウ素131」、「放射性セシウム134」、「放射性セシウム137」が青森県内全市町村において、検出されなかった。このため、出荷制限を解除し自由に出荷できるようにした。
 県内では、青森米の「つがるロマン」や「まっしぐら」をはじめとして、多様な品種が栽培されている。東北農政局が発表した9月15日現在の作柄概況によると、県産米の作況指数は101〜105で、3年ぶりの「やや良」。