JR東日本(本社 東京都渋谷区・清野智社長)は19日、これまではやぶさのみで使用していた新型E5系新幹線を追加投入する。これにより、E2系で運用されてきたはやてにもE5系が導入されることとなる。(久保田圭祐)
E5系は、同社が今年3月に導入した最新型車両で、営業速度は山陽新幹線などで運用される500系と並んで国内最速の時速300km。2012年度末を目標として営業速度320kmでの運用を目指している。また、国内の鉄道として初めてファーストクラス座席「グランクラス」が導入されるなど、利便性・快適性ともに重視された車両だ。
これまで同社は、E5系を3編成所有し、はやぶさのみで運用してきたが、19日から更に3編成を投入し6編成体制とする。これにより、同日からはやて・やまびこでの運用を開始、E3系と連結運用する。該当するはやてでは新たにクランクラスの営業も始める。E3系と連結のため最高時速は従来の時速275kmのままとなる。
新たにE5系で運用されるはやて(新青森発着分)
はやて19号 |
東京8:56発 |
新青森12:33着 |
はやて23号 |
東京10:56発 |
新青森14:33着 |
はやて32号 |
新青森15:42発 |
東京19:08着 |
はやて36号 |
新青森17:12発 |
東京20:36着 |
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(写真)追加投入を知らせ、青森旅行を勧めるポスター(13日 横浜市の戸塚駅で) |