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平成23年11月9日水曜日

 JR東日本(本社 東京都渋谷区・清野智社長)は8日、定例会見を実施し、東北新幹線全線開業1周年に合わせて記念キャンペーンを実施することを発表した。(久保田圭祐)

 キャンペーンは「行くぜ、東北。」をタイトルに同日から2012年2月29日まで行う。この一環で11月中旬からキャンペーンCMを放送するほか、11月18日から12月2日までJR山手線(東京都)でキャンペーンのアドトレインを運行しキャンペーンを盛り上げる。
 新青森駅が開業1周年を迎えるということもあり、キャンペーンでは東北の中でも特に本県にスポットをあてている。11月29日から12月19日までの21日間、コンビニ「NEWDAYS」全店で本県の食材を使用した商品を販売する。また、仙台駅のテナントでも、本県と宮城県の料理や地酒の食べ比べを実施する。また、12月1日から実施する同社旅行商品「旅市」でもツアー本数が東北各県の中で本県が最も多く5コース用意される。
 更に、12月の週末限定で東北応援パスを発売する。これは、週末2日間、同社区間全線の普通列車が乗り放題になる切符で、別途、特急券を購入することで特急・新幹線を利用することも可能となる。値段は、9500(子供4000)円。
 会見では東北新幹線が全線開業した2010年12月4日から10月31日までに新青森八戸間を利用した乗客は、前年同時期の東北本線青森八戸間の利用者数と比べて124%多い、245万人に達したことも公表した。


(写真)キャンペーン関連の旅行商品のパンフレット