東北新幹線は４日、全線開業１周年を迎え、県内では様々な記念イベントが実施された。１２月から１月にかけて県内外では１周年を祝った催しが引き続き開催される。（久保田圭祐）

　青森県観光物産館アスパムでは１１日まで開業１周年記念イベントを大々的に実施している。同館を管理する社団法人青森県観光連盟（本部 青森市・林光男理事長）は昨年１２月の東北新幹線全線開業を受けて、同館の壁面ライトアップをリニューアルし、新たにライトショー「光のファンタジー」を始めたが、震災による電力不足問題が発生したため３月より休止していた。しかし、開業１周年イベントにあわせて２日よりライトショーを再開。１１日までは「光のファンタジー　明日への希望」のテーマで特別ライトショーが行われている。
　ＪＲ東日本（本社 東京都渋谷区・清野智社長）が実施している「行くぜ、東北。」キャンペーンも好評だ。同キャンペーンは同社が東北新幹線全線開業１周年を記念し１１月８日から来年２月までの日程で開催している。首都圏のＪＲ各駅では、青森の観光ポスターなどと共に「行くぜ、東北。」と記載されたキャンペーンポスターが掲示され、通勤通学客の注目を集めている。また、１１月中旬からはキャンペーンＣＭの放映も開始され機運を盛り上げている。