観光庁などは１８日、「こころをむすび、出会いをつくる。」を全体スローガンに東北観光博を東北地方６県を会場に開幕させた。（久保田圭祐）

　東北観光博は、東北地域全体を一種の博覧会会場と見立てて、大きく落ち込んでいる東北地域への旅行需要の喚起などを目的として、観光庁・東北運輸局・全国旅行業協会など１５団体が実行委員会を組織し実施する。実行委員会はキャンペーンを通して観光客数を震災前の平成２２年水準（１億２０００万人）まで戻したい考えだ。
　本県は、青森・浅虫温泉ゾーン、八戸ゾーン、弘前ゾーン、津軽半島ゾーン、下北ゾーン、十和田・八幡平ゾーン、白神ゾーンの７つのゾーンに分けられ、全県を挙げて観光客の誘致を目指す。
　東北観光博は２０１３年３月末まで開催される。